シンパシィカルシウム

カルシウムの働きについて　Part.1

まず、カルシウムは、どれぐらい摂ったらいいのかということですが、調べてみるとこうありました。
成人男子推奨量778mg（18～29歳）668mg（30～49歳）716mg（50歳以上）
成人女子推奨量660mg（18～29歳）662mg（30～49歳）662mg（50歳以上）
例えば、鉄分であれば約7mg、ビタミンCであれば約100mgが推奨量ということですので、
身体ではかなり必要になる栄養素であるとがわかります。
（健康に生きようと思うなら、ほんとはもっと必要なのですが・・・）

では、体内におけるカルシウムの働きをみていきましょう。
まず、大事なのが『骨量の維持』に必要だということです。これが健康な骨と歯を作る元となります。
地球の重力に対して私達の身体を支えているのが骨ですからね。また、骨は血液を作り出す場所でもあります。
他にも、血液の凝固や心機能、筋肉の収縮等、私達が『健康に生きる』ための活動全般にかかわります。
ですから、カルシウムが慢性的に欠乏するようになると、骨量や骨密度が減り、骨粗しょう症を起こす可能性がたかまります。
骨粗しょう症は、ご存知の通り、骨が脆くなることです。
骨粗しょう症になる人の割合は年齢が高くなるほど上がり、50代の女性には9人に1人、60代の女性には3人に1人、
70代の女性にはなんと2人に1人と、平均すると50歳以上の女性の3人に1人が骨粗しょう症にかかっています。
更年期以降の多くの女性にとって、骨粗しょう症はとても身近な病気なのです。


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